敷石と延べ段の庭 茨城県つくば市 M邸


昨年から植木の管理でお伺いしているお客様です


先日灯篭がまがったそうで

それの直しにお伺いした時に


とても良く管理された芝を張っているのですが

芝の管理がだんだんきつくなって

改造したいと相談されました



改造前


芝の管理って結構大変なんですよね

禿げてきたのと除草作業がだんだんきつくなってきたそうで

管理が楽なように敷石を全面に敷きたいとのご希望です

しかし

全面に敷石とゆうのはちょっとお勧め出来ないので

敷石と延べ段を提案しました


元々庭はよその業者が造っていました

お客様もとても気に入っているので

そっちは全く手を付けません

芝の部分だけの改造です




敷石はサイズの異なる4種類を組み合わせます

よく切って色々な形にして敷石を組みますが

あれって結構手間がかかります

4種類使う事で手間をかけず無駄も出さずに変化が作れます


アクセントに筑波石の玉石で円形の延べ段を組み合わせてみました




左のスペースは土舗装しました

土舗装は水も吸い込むとメーカーは言っていますが

確かに吸い込むでしょうが排水は設けた方がいいです

ここにもちゃんと排水は設けています

どこだかわかりますか?

この写真の中の一枚の敷石の下に集水マスが埋けてあります

詰まる事もないとは限りません

その上の敷石は外せるようになっています


余談ですが敷石の目地に芋目地は一か所もありません




元々枯れ流れと枯れ滝が玉石で止められて芝と区切られていたのですが

それでは庭のつながりが途切れてしまいます


滝とか流れとかは終点が難しいです


今回の改造で玉石を外して右側のスペースを

枯れ池と言うか枯れ山水と言うかちょっと悩むのですが

砂利でつないでみました

玉竜の中に水仙の球根を忍ばせてみました

来春花が咲いて少し驚いてもらえれば嬉しいです(笑)




この写真の正面の塀際は奥さまが花を植える予定です



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