![]() 枕木庭園灯 [きっかけ]
私が思う庭の大事な要素は 風、水、そして光です。
光は日の光、月の光、そして照明の光、その人工的な照明はとても難しいです。
スポットライトは扱いやすくて好きなんですが、料理屋さんとかお店等にはとても向く照明だと
思います。 しかし 個人のお宅では出来過ぎた感じがします。
電気具メーカーから色々な照明が出ていますが 使いたいと思う商品は在りません。
庭園資材のメーカーの物では使いたいのがいくつかありますが、ローボルト商品が多くて暗す
ぎます。 石屋さんにお願いして 石に穴を空けてみました。とても気に入ったんですが今度は値段が
高過ぎます。 ![]() 石屋さんに作ってもらった庭園灯
[焼き枕木]
そんな時、仕入れに行った問屋で出会ったのが焼き枕木です。
一目惚れでした、「あっ、これだ。」って直感で感じました、中国からの輸入品です。
中国で使われていた中古枕木をバーナーで燃やして表面のタールを燃やした物です
中古なんですがそれがいいんです、なんとも言えない味がありますね。
中古故の欠点も有ります、傷みが有る物が結構多いんです、それを補う方法も色々試しまし
た、全く使い物にならない物もあります。 ただこの焼き枕木が中国で生産禁止になってしまったんです、在庫で持っている数しか作れ
ません、普通の中古枕木でも試してみようかと思っています。 [制作]
制作の様子を紹介します。
1、穴あけ
枕木のサイズがまちまちで それに合わせた大きさの穴を掘ります、コアビットの都合で120
mmと160mmの2種類しか作れません。 ![]() 2、研磨
バリ等を研磨します。
![]() 3、縦穴堀り
1本5万円弱で特注しました超ロングドリルでコードの通る穴を掘ります、メーカーに枕木にそ
んな長い穴を掘るのは無理だと断られましたが無理を言って作って頂きました。確かにメーカ ーの言う通りでした、一筋縄では掘れません。 ![]() 4、電球取り付け穴掘り
電球をはめ込む穴を掘ります、縦穴と合わせるのはかなりのテクニックが必要です。
![]() 5、研磨
電球の入る穴のバリ等を研磨します。
6、塗装
6ー1、天端の塗装
塗装という言い方は少し変ですが タールを注入しているとはいえ やはり穴を開けた部分と
天端の小口はやはり弱点になります、防腐剤を塗り その上に防水塗料を塗ります。 枕木にレールを固定するのに使った穴にも防腐剤を流し込みました。
いたみがある物にはエポキシ樹脂を流し込み強度をupさせました。
![]() 6ー2、断熱塗装
なんといっても問題は電球の周りの部分の塗装です、
ここが一番の苦労した所でであり 一番勉強しました
電球の熱対策です
和紙の照明もあるくらいだからと思いましたが 長時間電気を点けたままにしておくとかなり熱
くなります。 枕木とゆう事も塗装にとっては弱点なんです
ペンキを塗った事はみなさんあると思いますがペンキの塗り方として まず汚れを取る、油分を
きれいに取ると必ず注意書きに書いてあります。 そうなんです、枕木は木に油を強制的に染み込ませた物なんです
これは困りました
6ー2-1、プライマー処理(下塗り)
これが枕木塗装の全てですね
これを根気よくきちっと塗れれば何とかなります
6ー2-2、断熱塗装(1回目)
![]() 6ー2-3、断熱塗装(2回目)
![]() 6ー2-4、断熱塗装(上塗り)
断熱塗装は軟性塗料です
その上に普通の塗料を塗っては割れてしまいます
そこで断熱塗装に染料を混ぜてみました
上手くいきました
![]() 7、配線
ソケットは防水ソケットを使用してます。口金はE26です、広く一般に使われているサイズで
すので玉切れしても電気屋さんで直ぐに買えます。 ![]() 8、完成
電球はボール球を使っています、枕木の大きさと穴の大きさに合わせて 70mm、80mm、
95mm。60wのホワイト球か40wのクリアー球を選択して頂けます。 周りが暗くて明るさが欲しい所では60wのホワイト球をお勧めします、周りが比較的明るい
所では40wのクリアー球がいいかと思います、フェレメントの光る優しい光自体も楽しめます、 60wクリアー球だと少し目がつらいです。 ![]() ![]() |